modoモデリング その4

とうとう髪の毛の製作になりました。髪の毛については何度かチャレンジしてはいるんですが、どうも満足いく結果になりません。

それがテメェーの今の実力なんだよ、といわれればその通りなんですが、だからといって、この状態で終了するのも嫌なんでいろいろあがいてみます。

とりあえずフィギアっぽい髪の毛を作ってみます。

こんな感じになりましたが、

こんな感じやったっけ?

これを分割して、少しずつ足していくか(絶対、定石じゃないはず)。でもこのやり方しか思いつきません。

こんな風に・・・で、こんな感じかな

で、こんなのになりました

あーしんど、まだまだだなぁ。

modoモデリング その3

今日は小物の作成です。



ベルトやら、なんやらを・・・

とりあえずこの状態でいったん仮組み。


後回しにしてたけど、そろそろ髪の毛だな。どうしよ(うまく作れない)・・・。

可能性

前回作った靴ですが、もう少しだけ手を加えてみます。


こんな感じでいいです

自分の思い通りの形になっているとモチベーションも持続しますね(・・・たぶん)。

さて、ブログを始めて1ヶ月が経ちました。当初はごく身近な人たちへのブログだったのですが、「modo UserGroup Osaka」のブログリンクに載るようになって、ユーザー会の人から「読みました」メールが届いたり、僕のブログのリンク先を、その人たちのブログに載せてくれたりとすごく世界が広がってきました。

ブログを始めたキッカケはiPad購入でした。目的はiPadでパッと情報を調べて、その場でブログを書いてアップできたらいいなぁ、っていう単純な動機でした。実際はまだそういう使い方は出来ていないのですが、それが出来たらすごく便利だと思えないでしょうか。

そんなiPadですが、そろそろ「飽きた」発言が目立ち始めています(僕の周りでも)。非難の声もチラホラ散見されます。今のところ出来ることはPCの機能限定版みたいなものですから、そういった声も出てくることは想定されていました。

確かにiPadではドコか風の谷の生態系を調べることは出来ても、そこの汚染状態を感じることは出来ません。確かにiPadではドコか崖の上の生物を調べることは出来ても、その生物に触れた感触は分かりません。確かにiPadではドコかとなりの地域の情報は取得できても、動物っぽいバスのイスの座り心地までは分かりません。

iPadで出来ることは限られています。でも、だからこそ、そのiPadをどう使うかは、その人の想像力しだいなのです。千里の道も歩けば想像を絶する苦労がかかります。文明の利器を使うことによって、その苦労は著しく減少されることでしょう。経済学的に見れば文明の発展は苦労の克服なのです。

苦労の克服によって人は生産性を向上させてきました。苦労の克服の末に何を手に入れるかは、それぞれに任されています。生産者になるか消費者になるか。

僕には世界中の人々に夢と希望を与える映画を作ることは出来ません。それでもブログを通して、情報を提供することで、もしかしたら誰かの小さな役に立っているかもしれません。そう考えるとそれは無益な消費ではなく有益な生産といえるのではないでしょうか。そのための道具としてiナントカは無力ではないのです。

そういえるようになるには僕はまだまだ未熟です。これからもがんばって書いていきますのでよろしくお願いします。

右側通行・左側通行

今日は仕事の関係で朝から東京出張でした(modoネタは一時休憩)。

しかし、東京に行くとネタとしていつも言われますが、エスカレータが大阪と逆ですね。

まあ、正しいのは?なんていうのはヤボなんで、そんな話はしません。ローカルルールは、いつ、いかなるものにでも存在するものですから。僕も東京に行ったら東京のルールに従って左側で立ち止まります。

けど実は大阪でも1箇所だけ東京ルールになるところがあります。それは地下鉄四ツ橋線からニュートラムに乗り換える連絡付近の長いエスカレーターです(あぁ、今日はすごいローカルネタ。まぁ知り合いしか読んでないからいいか)。

あそこは、その直前まで右側で立ち止まっていた人も、そのエスカレーターに乗ると左側で立ち止まります。何でなんでしょうね?っていう僕も、その場所まで行くと同じように左側で立ち止まってしまいます。

誰かこの謎について、推測でなく明確な答えを持っている人はいないですかね(ナイトスクープに送ろっかな…)?

modo - 素人代表 その2

とりあえず今日は続きを書きます。

手と靴を作ります。

手は・・・

こんな感じ・・・以前よりマシかな

靴は、ブログでおなじみのSportsShoeを基に作成しました。

こんな感じ・・・

あっ、なんかいい感じ(ミッキーマウスの靴っぽくて)

で、Detailを少々・・・。バランスを調整したところで終了です(終了させてください)。続くかな・・・。

modo - 素人代表 その1

modo UserGroup Osakaのブログサイトで、僕のブログがブログリンクに載っていました。さすがに載る限りはmodoで何か作らなあかんなぁ、と思いましたし、以前こんなことを書いてしまっていることもあり、とりあえず何かモデリングしてみます。

modoを購入した目的はshadeでキャラクターモデリングをしたくて、挫折してmodo購入にいたったわけなので、なんかキャラクターでも作ってみたいと思います。

※最初に断っときますが、僕は3DCGでメシを食ってるようなプロではないです。あくまで趣味なので・・・温かい目で見てください

えっと・・・

こんな感じで作ってます(≒遊んでます)


目を作成し、バランスをとって・・・

仕事帰りに出来るモティベーションではこれくらいが限界です。まぁ、何日かかけて作ってみます(毎日更新できるかどうかは分かりません)。

僕のような「その道の人間」でなくても、modoを使えばこれくらいはできまっせ、ってところを見せていきたいと思います。

これを見て「なんだ、こんな奴でもmodoなら作れるのか」って思っていただけるとうれしいです。素人代表としてがんばっていきます。

modo UserGroup Osaka

先日、modoの定期セミナーに参加しました。以前にも書きましたが、これは日比さんがmodoに関するさまざまなテクニックをレクチャーしてくれる月イチのセミナーです。先日は仕事が忙しくてあきらめようとしたのですが、なんとなく行ったほうが良いような気がしたので、仕事を早く済ませ何とか残り30分だけ参加しました。やはり行ってよかったです。衝撃の事実が・・・今月でセミナーいったん終了!!

いろいろと事情があるみたいです。幸いリニューアルして再開する計画もあるようなので一安心です。リニューアルといえばmodo UserGroup Osakaのサイトもリニューアルしました。日比さんが作ってくれました(日比さん、何から何までありがとうございます)。


Bloggerで作られたサイトです。さっそくサイトの読者になろうとしたのですが・・・、やり方が分からない!?。考えてみれば僕自身ブログを始めて約3週間ほど経ちました。最初のころはとにかく記事を充実させようとしていろいろ書きました。日記じゃなく、コラムっぽいね、と言われたりもしましたが、何とか増やしました。

でもふと振り返ってみると記事意外に関してはまったく無頓着でレイアウトなんかは初期状態のまま、ほとんどいじれてません。Bloggerの機能のほとんどを理解できていない状態です。他の人のブログを見るといろいろ凝ったつくりになってたりして、そろそろソッチも覚えなダメな気がしてきました。

結局modoのサイトも10分ぐらいかけてようやく読者の追加ができました。

という訳で、次回から頻繁にブログのレイアウトが変更するかもしれませんが、「あぁ、コイツもがいてるな」と思って温かい目で見てください。

世代交代したゲーム少年たち その3

今の時代のユーザーは、かつてのユーザーとは生活レベルでまったく異なる人生を歩んでいます。

かつてはテレビを中心に家族が集まっていました。テレビからあふれる映像に興奮し、涙し、時にはきわどい映像が流れ、気まずい雰囲気になったりと、テレビは、日本人にとって切り離すことができない中心的存在だったのです。

今や時代は変わり、ケータイから流れる情報に興奮し、涙し、時にはきわどい情報をみつけ、こっそりニンマリする。ケータイは、現代の日本人にとって切り離すことができない存在になったのです。もはやテレビは日本人にとって必需品であるが中心的存在ではないのです。

かつては引きこもろうにも、部屋には何にもなく、そんな条件で引きこもれるのはごく一部で、必然的に外へ向かっていたストレスが、今やケータイ一本で簡単に引きこもり続けることが可能になりました。一部ではガラパゴスケータイと揶揄されながらも、その機能性は絶大で、全てのストレスをケータイで吸収してくれます。

いつでもどこでも誰とでも繋がっている気になれるケータイ。そんなケータイ世代のイマドキの少年少女には、家でじっくり腰をすえて、リビングの真ん中に置かれているWiiを使って家族の中心になってゲームをするなどということは、おおよそ考えられないことでしょう。

超解像度の液晶テレビや、そのレベルで録画できるブルーレイなどは彼らには必要ありません。見たいものはYoutubeで気軽にさくっと中身を確認できたらいいのです。彼らにとって必要なのは『共感』と『つながり』です。

こんな世の中が良いのか悪いのかという議論はありますが、これからのゲーム機戦争も、彼ら(彼ら以降の世代も含め)のライフスタイルを正確に読まないと生き残ることはできないくらい、常識が大きく変わっていきます。

世代交代したゲーム少年たち その2

スーパーマリオブラザーズが発売したのが1985年、翌年にドラゴンクエストが発売され、ファミコンは一気に国民機として世の中に広まりました。

そのころにファミコン少年だった彼らは、中学、高校とゲームの進化に合わせて成長し、社会人ルーキー時代は、ある程度自分のために使えるお金と時間をゲームに傾けることが可能な時期でもありました。

が、以前の記事でも書きましたが、そんなかつてのファミコン世代は今や30代を向かえ、結婚し、会社では中堅として期待され、自分のためだけに与えられた自由は、もはや無いのです。

このことが何を表すのか、ゲームプレイヤーはPS2を最後に世代交代が行われたといえます。ファミコン~PS2までを第一ゲーム世代、そしてWii~を第二ゲーム世代と分けることができます。そして、いつまでも現役を続けるアスリートのように、第一ゲーム世代の中にもゲームを愛し続ける人たちは健在しますが大半は舞台から降りたのです。そして残った第一世代も、その絶対数は大幅に減少しています。

まったく新しい時代に生まれ育ったニュージェネレーションは、当然それまでのゲームの理屈や作法といったものは通じません。そう、僕らが「王、長嶋」といわれてもピンと来ないように、ピンクレディーや山口百恵といわれても興奮しないように、彼らはそれまでの常識はインプットされていないのでした。

かつての第一ゲーム世代の生き残りは正統進化したゲーム機を求め、新しく台頭した第二ゲーム世代はまったく異なる思考でゲーム機と向き合う。お互い混ざるところもあれば、反発しあうところもある。ゲームメーカーにとって正念場が今なのです。

今のゲーム世代はこのように異なるユーザー層で構成されています。この世代で勝ちハードをつくるのは難しいです。あえて言うならば、彼らのライフスタイルに合わせることに成功したメーカーのハードが勝つでしょう。(次回に続く)

世代交代したゲーム少年たち その1

Wii、Xbox360、PS3、次世代機と呼ばれるこれらが発売されて、はや数年。「次世代機」という呼び名も今は昔、世界規模で見ると、Wiiが7000万台、Xbox360が4000万台、PS3が3500万台でハードの普及台数で言えば、Wiiの圧勝で異を唱える人は少ないでしょう。けど・・・

そう、けど誰もが釈然としない何かを感じていることに対しても異を唱える人は少ないでしょう。圧勝のはずのWiiだけど、本当にWiiは数字ほど普及しているのだろうかと疑いたくなるぐらいソフトの販売本数は悲惨なことになっています。

「任天堂ソフトしか売れない」。周りのソフトメーカーからはこんな恨み節が聞こえてきます。ソフトメーカーからすれば勝者なきハード戦争の時代だったと振り返る未来がすぐそこまで来ています。そして実際のところ大御所の任天堂ソフトでさえ、売れるジャンルは偏ってきているのが現実。なぜか?

Wiiはソフト以上にハードの魅力が強すぎたのです。

「ゲームはソフトが面白いから買うんです。ハードは、そのソフトをプレイするために仕方なしに買うんです。」とかつてインタビューに答えたその人は、皮肉にも任天堂の元社長、山内博さんです。

それがWiiの場合は、「Wiiリモコンが面白いから買うんです。ソフトは、ハードをプレイするために仕方なしに買うんです。」。ユーザーからはこんな声が聞こえてきそうです。そんな逆転現象が起こっています。そしてさらには、その購入したユーザーはかつてのユーザーではありませんでした。

今のWiiの普及台数は、過去の勝ちハードのPS2やその他に近いですが、その中身はかつての勝ちハードの所有者とは似ても似つかないものなのです。Wiiユーザーは完全に世代交代したニュージェネレーションなのです。(次回に続く)

ZBrush

皆さん、ボーナスは出ましたか?

僕の会社も一応出してくれました。世間ではやれ3Dテレビだ、なんだの言っていますが、この時期は「とにかく何か買いたい病」が出てきます。さすがに3Dテレビは買えないですが、前からほしいものがありました。『ZBrush』です。

以前少し体験したのですが、本当に粘土をこねるような、あの独特の操作感は使ってて気持ちがいいです。明らかにそれまでのポリゴン操作とは一線を画すものでした。どうも聞くところによると、ZBrushはCPUで処理しているようです。基本設計が今までの3DCGソフトとは違うようです。modoのスカルプトとは違うようですね。

そんなZBrushですが、困ったことに日本語ローカライズがされていません。使いたい場合は英語版を使ってね、てことです。そして僕は英語ができません(会社の公用語が英語になりませんように・・・)。

結局ZBrushは欲しいのですが、英語版しかないため踏ん切りがつきません。でもかなり日本でも浸透してきて、マニュアルなんかも出始めてるからいつか日本語版が出るのでは?と期待しています(modoですら日本語版があるんだから)。まあ、もともと3DCGは趣味でやってるだけで、どうしても必要なスキルってわけでもないんで、のんびり待ちます。

ってことでZBrushは今回はスルーします。代わりに何買お・・・(いや、なけりゃ買う必要ないけどさ)

modo チュートリアル『SportsShoe』

僕がチュートリアルの紹介をするときによくSportsShoeを参考に出します。なぜかというと現時点での、日本向けのmodoチュートリアルの中では一番バランスが取れていて万人に進められるベンチマーク的な作品だからです。もちろんこれよりもレベルの高いものもあれば、専門的なものもありますがバランスという意味では、これが一番なんじゃないでしょうか。


基礎の部分から


靴底も・・・

こんなところまで説明があります。

最終的にはこんな感じに仕上がります。

こんな感じで、最後までこなしたときにはかなりの経験値がたまるはずです。日本語の音声も可もなく不可もなく聞きやすいです。・・・なぜここで音声の話をしたかというと、日本向けのチュートリアルで一番の悩みどころは、実は音声なのです。

僕はもうひとつ『GameItem』というチュートリアルも持っていますが、こちらのチュートリアルは非常に声に特徴があります。このチュートリアルの音声の人はおそらくプロの声優さんだと思います。声優、そう、このチュートリアルの音声はアニメ調の声なのです(おそらくゲームということで選んだんだと思いますが・・・それってベタ過ぎます)。

これから日本語のチュートリアルも充実してくると思いますが、音声についてはあまりこだわらなくてもいいのではないでしょうか?(・・・えっ、こだわってほしい?)

modo チュートリアル『Le Mans』

先日のついでにLuxologyでチュートリアル『Le Mans』を購入しました。

まだざっくりとしか見てないのですが、今回はスポーツカー。こういったものは大概、細かい部分は端折ってしまうものですが、これはずいぶんと詳しく説明されています。

まだ、前半しか見れていませんがSportsShoeを持っているユーザーでも歯ごたえのある内容に仕上がっているのではないでしょうか。(なぜ、これを日本でも発売しようとしないのか?)

まずはホイールから。

ずいぶん詳しく解説しています。

本体も丁寧に解説してます。

こんな感じ

これからじっくり見ていきながら勉強したいと思います。このチュートリアル自体はずいぶん前に発売されていて(たしかmodo201ベースかな?)手法も古いところがあるかもしれませんが、一通り作ったあとにはずいぶん経験値が増えているのが実感できると思います。先ほども書きましたが、これは日本語ローカライズするべきだと思います。

modo401 SP5

今日は久しぶりに3DCGの話題。
先日Luxologyにてmodo401のSP5が発表されました。

基本的にはバグフィクスらしいです。・・・まあ、それも大事だけどそろそろ501について何かしら情報が出てもいいんでないかい?それともSIGGRAPH(シーグラフ)までとっておくのか?別にいいけど・・・

でもmodoはほとんど完成されているから、これ以上の機能追加は特にいらないかなあ、って思っています。個人的には操作性の向上を望みます。特にスカルプト。ZBrushを少し体験してみたのですが、あれはすさまじいです。あれぐらいできたらいいですね(基本設計違うけど)。あとはヘアー関係かな。自分の腕が未熟なのは承知していますが、modo401をはじめて使ったときに少しファーを使おうとしたのですが、うまく使いこなせませんでした。

アニメーションは特に望んでません。modoはMayaやMaxのような統合型の3DCGソフトにはなってほしくないですね。ZBrushのような個性的なソフトであってほしいです。(そういえばZBrushって次のバージョンでアニメーション付くんだっけ・・・)

何にせよ、SIGGRAPH(シーグラフ)での発表を期待しています。

誰がためにゲームはある?

プロフィールで、趣味の欄に「ゲーム」と書いてるのにゲームに関する記事を書いていない、ということで2日にわたって書きましたが、実は僕自身昔ほどゲームに対して熱中しなくなってきました。

とはいえ何もゲームに興味がなくなったわけではありません。YAHOOでゲーム記事があればまず見る。コンビニでファミ通を立ち読みする。CMでゲームが流れたらとりあえず条件反射する。僕みたいな30代はまだ多く存在するんです。

じゃあ、なぜ彼ら(僕)はゲームから遠ざかってしまったのか。3Dで難しくなったから?ゲームをする時間がなくなったから?ゲームよりも彼女にお金をかけなければならないから?

かつてのゲーマーも、気づけば三十路、妻子持ち、会社では中枢でそれなりの地位、といったところでしょう。いつまでもゲームセンターでインベーダーマークの赤いキャップをかぶって「ムーンサルトだ」なんて空中回転してられるほど、彼らはナイーブでなくなったのです。バーチャルでなく、リアルな世界でもまれ、難しい荒波にさらされながら生きるのに必死なのです。

iPodにいれているアプリもゲーム系ではなく、ビジネス系。彼女にもてるために必要な情報は、オシャレでおいしいお店であって、発売間もないゲームを高額で買い取ってくれるショップでないのです。

超氷河期といわれ、働くことが奇跡的な状況といわれる現代で正社員でさえギリギリ。そんな状態でゲームに昔ほど情熱(とお金)を注ぐことができるのはごく一部。そんなごく一部が現役ゲーマーとして君臨しているのですが絶対数はケタ違いに少ないはず。

そうなると老舗ユーザーにはゲームは売れません。かたや親の金が使える若手ルーキーにとってもゲームは浦島太郎状態です。僕らがファミコン、スーパーファミコン、PS、PS2、と時間をかけ、辿った道を一気にショートカットしていきなりソニーのPS3レベルのゲームをプレイさせる、それは無茶というもの。結局、任天堂のDSのゲームが一番ヒットする。コレはいわば当然の流れでしょう。

でもそんな彼らもDSでずいぶんゲームの免疫ができたはず。そろそろ物足りなくなっている頃でしょう。そうなると次の戦場では新しいゲームを求めてくるでしょう。若手ルーキーも中堅になる頃ですし。

NINTENDO 3DS その2

前回の続きです。

現在、任天堂の「ゲーム人口の拡大」という理念によって確かにゲーム人口は増えています。結果、今までゲームに興味がなかったユーザー層が興味を持ってくれました。けど彼らはゲームに興味を持ったのではなく、彼らが興味のあるものがゲームになったのです。

拡大して増えた層のユーザーは、それまで「ゲーム」と呼ばれていたものには依然として興味がないのです。それは任天堂Wiiでゲームが売れないことが如実に伝えているでしょう。

そして多数のゲームメーカーはコアゲーマーに訴求できるゲーム作りのノウハウは持っていても、新しい任天堂の理念を形にしたWiiでのゲーム作りのノウハウは持っていないのです。結果、任天堂ハードで従来型ゲームを開発し利益を出せないでいるのです。

けど、先にも書きましたが新規ユーザーは従来型ゲームに興味を持てないだけです。興味を持てない理由は「見た目の複雑さ」からくる食わず嫌いです。最初の先入観で、後のすべてを決め込んでいるのです。そんなユーザーに対してメーカーはとりあえず触って欲しいのです。補助輪つきから補助輪なしの自転車に乗り換えるように。そしてそれができるハードとして「NINTENDO 3DS」は魅力的に映っているはずです。

3DSは現在、世界で最も成功している携帯ゲーム専用機「NINTENDO DS」の後継機としてある程度の普及率は見込めるし、カジュアルゲーマーもある程度の「ゲーム免疫力」を持ちつつあります。彼らの次のステップとして「3Dゲーム」というのはある種必然の流れで、この流れをスムースに行うことができるようにNINTENDO 3DSは設計されています。

それまで購買チャンスを失っていた埋もれた名作が息を吹き返すチャンスとして、NINTENDO 3DSはサードパーティもさることながら、任天堂自身も期待していると思います。

NINTENDO 3DS その1

そういえばプロフィールで、趣味の欄に「ゲーム」と書いてるけど、現時点まででゲームに関するブログ記事を書いていないことに気づきました。で、少し旬は過ぎたけどE3で発表された「NINTENDO 3DS」について思うことを書いてみます。決してネタがなかったことは内緒です。

僕自身、コレを欲しいかと尋ねられたら即答ではないですが「YES」です。ソフトしだいですがおそらく買うと思います。たぶん発売即購入とまではいかないかもしれませんが。

ラインナップですが、おそらくこの奥行き表現を活かしたゲームがでるまでは過去のソフトの移植などが多く出るでしょう。

でもそれって当然ですよね?

任天堂の説明によれば、奥行き表現によってそれまでの3D空間が今まで以上に認識しやすく、3Dゲームを敬遠していたユーザーにもプレイしやすいと言っています。

コレは何を言わんとしているかというと、「皆さん、今まで敬遠していた3DゲームはNINTENDO3DSで簡単になりますよ。マリオなんか2Dはあっても3Dはないって人いますよね?もったいないですよ。3DSで過去のプレイしてないゲーム出すので買ってね♪」ってことです。

ゲームはだんだん難しくなり3Dゲームなどはライトユーザーは「3D」というだけで食わず嫌いの状態です(マリオなんかは3Dと2Dでえらい違いですよね)。メーカーからすればプレイしてつまらないなら、納得できるけどプレイすらしてもらえないというのが3Dゲームなのです。

結果、3Dゲームは先細りしていくベテランゲーマー中心になり、新規顧客の開拓に貢献しにくいジャンルになってきました。とはいえ、3Dゲームはまだまだアイデアの宝庫なのは間違いありません。魅力的なゲームを作れるのです。

そういったメーカーの持つジレンマを打破してくれるのが、今回任天堂が発表した「NINTENDO 3DS」です。(後編に続く)

iPadは「パソコン」 - その2

前回の最後にiPadこそ「パソコン」である、と書きました。

正確には、iPadは限りなくパソコンと呼ぶにふさわしい製品であるが、実際にそう呼ぶためにはあまりにも不完全である、といえます。

iPadはマウスもカーソルもない、ほとんどの操作は指でタップするだけ。ウインドウズPCのように、こんなときはマウスを左クリック、こんなときは右クリック、こんなときはコントロールを押しながらマウスの左を押しながら、指を離さずドラッグなど、複雑な操作は一切必要ありません。

もちろん初めてのユーザーは戸惑うでしょう。しかし、その戸惑いもパソコンに比べると(この場合のパソコンはMacも含んでいます)ハードルは非常に低いです。iPadはAppleが長年取り組んできた真の意味でのパソコンなのです。

それでもやはり、今のiPadはまだパソコンにはなれません。一番大きな理由としてはPC/MacがないとiPadはアクティベートすらできないことです。これは正直理解に苦しみましたが、iPadの限界なのでしょう。今のiPadはまだβ版という位置づけだと思います(Apple製品はすべてがβ版という意見もありますが・・・同感です)。おそらく、次の次あたりに出す製品こそがパソコンにとって代わるプロダクトではないでしょうか。

iPadは本来あるべきパーソナルコンピューターに近づくことに成功した製品、というのが僕の所感です。

iPadは「パソコン」 - その1

iPadを購入して2週間ほど経ちました。今のところ、すごく快適です。

ネットに関してはほとんどiPadで完結しています。前回書きましたが自宅にある書籍も少しずつですが電子化して、環境が変化してるのが感じられます。

思えば、最初iPadの発表を見たときは「なんだ、iPodデカくしただけか」と思ったものです。確かにそれは正解であり、はずれでもありました。当時はiPodをでかくしただけに感じたので、あまり魅力的に映りませんでした。これはiPodから見ればそうかもしれませんが、実はパソコンの側から見ると、とんでもないシロモノなのでした。

パソコンは文字通りパーソナルなコンピューターです。コマンドを入力して操作する時代から進化を重ね、いまやアイコンによるGUI操作が主流となっています。こんな便利で使いやすいパソコンですが、それを日常的に使用している僕らは普通に感じて気づいていませんが、実はパソコン操作というのは非常に複雑で難しいものです。CDトレイをジュース置きにして、電源が切れない、とコールするパソコンスクールに通うオジさん連中を笑えないのです。

そんな人たちを「リテラシーがない」の一言で片付けず、長年取り組んでいるのがAppleであり、形にしたプロダクト製品がiPadなのです。

実はiPadこそ「パソコン」と呼ぶにふさわしいプロダクトではないかと思っています。(後編に続く)

modoチュートリアル『Backpack』

先日LuxologyのサイトにてBackpackのチュートリアルを購入しました

まだ、内容はすべては観れていませんが、この手のプロダクト製品のチュートリアルは『SportsShoe』と同様に、ラフでカチっとしていない形状のため、伝え方がかなりアバウトです。

たとえば以前紹介した日比さんのチュートリアルの場合、建築系のためミリ単位の寸法を要求されます。そのため最終的には作者のイメージにかなり近いものが出来上がります。Backpackはそういうのとは違い、作り手の技量によりまさに千差万別になるでしょう。そこに味があるわけですけどね。

このチュートリアルは3部構成になっており、それぞれ
Part 1.Modeling
Part 2.Sculpting
Part 3.Rendering

Part 1.Modeling

Part 2.Sculpting

Part 3.Rendering

となっています。
モデリングのパートで印象的だったのは、とにかくポリゴンを作成するときは1つの頂点を共有するポリゴンは4つまで、と再三伝えてきたことです。そのためにポリゴンが5角形になるのはかまわない、と。
全体的なレベルとしては、SportsShoeを作成したことのあるユーザには物足りないかもしれません。

スカルプトのパートではスカルプトよりもモデリングの続きといった感じでした。最後のほうでちょこっと伝えています。

全体的には作者の性格に大きく依存したつくりになっています。SportsShoeに挑戦してみたが少し難しいな、と感じるユーザにはちょうどいいかもしれません。これに挑戦した後にSportsShoeに再挑戦というパターンが、得られる経験値も高いと思います。

modo チュートリアルDVD

ブログをはじめて今日で一週間が経ちました。毎日の更新を心がけましたがなかなか難しいものですね。

さて、先日から続いているmodoですが、もう少しだけ。modoはLuxologyというメーカーから出ています。日本ではMarsという代理店がチュートリアルを含めいろいろ扱っています。チュートリアルの品揃えはいいのですが、やはり本家のLuxologyにはかないません。

で、僕はそれまでMarsでチュートリアルビデオを購入したことはいくつかあったのですが、海外のLuxologyサイトで購入したことはありません。(てか、海外サイトでの買い物自体がないです)

今回初海外購入です。Luxologyサイトで扱っているBackpackのチュートリアルが面白そうだったので購入してみようと思いました。当然?ながら英語はまったくわかりません。とりあえず日本代理店のMarsにLuxologyサイトへのアカウント登録方法が載っていますのでそれに従って進めていきます。

これですね

で、買うのはこのBackpack

Luxologyのサイトに行き購入手続きをします。
進めていくと支払い方法でつまづいてしまいました。

どうやら支払い方法を選択するようです。modoユーザ会の人に尋ねると、ここは『INTERNATIONAL CHECKOUT』を選択するようです。

で、選択

ここで登録したアカウントを入力

これで支払いを完了します。(なんだ、思ったより簡単でした)

早速ダウンロードして観てみました。これについては後日レビューしてみたいと思います。

Splash Kitも面白そうだな・・・

modo『手』の作成

とりあえずmodoで『手』を作成してみました。
参考にしたのは『CGWORLD HUMAN CG CHARACTER』です。

まず、指の第一関節を作成して・・・

関節をつけながら付け根に向けて延ばしていき・・・



それを指の数だけ複製する


手は平らでなく丸みをおびているので・・・


で、徐々にポリゴンを足していきます・・・


ポリゴンの流れってよくわからない・・・こんな感じかな

で、とりあえずできたのが・・・

コレです。・・・微妙ですね。

まあ、いいさ。こうやって恥をさらしながら人は成長するものです。
(成長しますように・・・)

modo 続き

modoの続きです。この3DCGソフトはずいぶんユーザーライクで、チュートリアルも充実しています。
先日お話した日比さんもチュートリアルを出していまして、一応買ったですがほとんど理解できていません・・・orz


チュートリアルDVD

modoを使い始めて1年が経とうとしていますが、たいした結果を出せていません。
ソフトの使い方を知ることと、ソフトで何か作れることとは違いますね。

あと、僕の悪い性格なのですが、中途半端な状態で人目にさらすのはみっともないと思って、ある程度のレベルまでは引きこもってしまう傾向があります。

結局それじゃあ上達しないと思ったので、これからはもがいている最中をさらしていこうと思います。
(それでも1年前からいじっているので多少は・・・と思う・・・気がする・・・と信じたい・・・でも・・・orz)