コミュニケーション-情報の処分

前回、会話の面白い人とつまらない人の違いは<外情報>にあると書きました。

この<外情報>ってやつはメッセージに深みをあたえます。

皆さんが誰かにメッセージを伝えるとき、そのメッセージって実は、頭の中でそもそも考えていた状態から大量の情報を処分した結果であることに気づいているでしょうか。

<外情報>とは、その処分されたメッセージに存在します。でも考えてみてください。実際の受け手はメッセージからは、どれだけの<外情報>を持っているのかわかりませんよね。

けど受け手は何かを感じるはずです。コミュニケーションの上手な人は自分のことばかりを考えません。相手の頭の中のことも考えます。情報伝達の目的は送った情報にこめられた<外情報>を通して送り手の心の状態に通じる状態を、相手の心にも呼び起こすことです。

会話で面白いのは実際に語られた情報でなく、会話の最中に読者の頭や体の中で起こるあらゆる感情の動きです。言葉として現れない<外情報>を交換し合う、コレが面白い会話の極意です。

・・・なんかまるでアムロとララァみたい。

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