導かれし者たち

先日、新しく購入する(であろう)ソフトとして5本をピックアップしたけど、それらについてもう少し調べてみた。

ちなみに今回のタイトルは、某有名RPG4作目のサブタイトル。

・Lightwave(以下LW)
統合型ソフト。かつてはハイエンドソフトの仲間だった。が、ここ10年で他のハイエンドに遅れをとってプロの現場ではあまり見なくなった。とはいえモデリングは定評があり、アニメの現場では今でも見かける。個人プラグインのAutomatonを使えば、そこそこのことは可能らしい。LWの開発人がmodoを作ったこともあり、modoとの親和性は高い。次期LW10ではついにモデラーとレイアウトが統合される。

・modtool
Softimage(XSI)を基にした非商用利用に限り使用可能な無料ソフト。Softimageの機能は一部を除き、一通り使用可能。オートデスクに買収されてからは開発はストップ。現在のバーションは7.5であるが日本語サイトからはダウンロードできない(バーション6は可能)。にもかかわらずソフト自体は日本語がサポートされている。

・ZBrush
3DCGモデリングの概念を大きく変えたソフト。アップグレードが無料であったり、他とは一線を画した独特の手法で数百万ポリゴンのオブジェクトを自在にモデリング出来たりといろいろ野心的なソフト。3DCG業界のAppleか?

・Vue
景観作成ソフト。その特性ゆえに他の3DCGソフトとはいろいろな面で異なる。山や崖、草原といった大規模な景観を作成する目的のため基本的に細かいモデリングは出来ない。このソフトも独特の手法でモデリングしているため、他のソフトで開くと重すぎて操作できなかったりする。グレードが頻繁に変更されてアップグレードの条件も分かりにくい。

・messiah studio
アニメーション専用ソフト。モデリングは出来ない。もともとはLWのキャラクターアニメーションの弱点を補う目的で作成された。LWにとって救世主的な存在から「messiah」と名づけられた(といわれているが真相は不明)。しかしボーンのつけ方がLWと異なっているため、そっくりそのままのボーンの状態をLWにもっていくことは出来ない(LWで使えるカタチに変換される)。最大の弱点は日本で情報がほとんど入手できないこと。

・・・さて、どれにしようかな?

※明日からしばらくは盆休みということでブログはお休みになります(1週間ぐらい)。その間にいろいろ検討します。

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